Bridgeが離脱の原因とその対策
- nakashiro
- 2018年3月14日
- 読了時間: 1分
更新日:2018年3月16日

支台歯形成から貝殻のような歯冠の短い前歯Bridgeであった事が分かる。 これは咬合改善が必要である事は誰にでも分かります。 咬合高径が低く、下顎位が前方になり、しかもきき噛みの方へ偏位している事が推測できる。

まず、模型上に口蓋ヒダと切歯乳頭の形・レトノモーラーパッド・ハミュラーノッチ・顎舌骨筋線・正中線などを印記します。口蓋ヒダの形できき噛みが分かる。

''市波式診断模型を製作します。"

模型の基底面の厚みを10mmにする。 上顎の前方基準点は正中線より左右中切歯9mm遠心の歯根端部と後方基準点は左右頬骨 の点を結んだ平面を作る。 下顎の前方基準点は正中線より左右中切歯6mm遠心の歯根端部とレトロモーラーパッド付近の顎舌骨筋線から20mm下の平面を作る。

上下青線が平行で正中線(赤線)が揃うようにロウ提を作る。 ここから診断参考ができる。

推計によるロウ提を作成すると診断参考模型ができあがる。 ゴシックアーチを採得して咬合器装着する。

噛み合わせが一級であることが分かる。

歯冠長が確保できそうである。

下顎で咬合高径を調節する。

規格模型とロウ提作成して歯科医師の参考になる。
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